料理風景

世界のおにぎり

花の写真  おにぎりは、日本だけではなく中国や朝鮮半島、タイの一部などでも作られています。これらの国では、おにぎりと言えば仕方なく食べる携行食といった悪いイメージが根付いていて、日本人の持つおにぎりに対するイメージと異なる捉え方をされていました。しかし、日系企業のコンビニエンスストアが台湾や上海に上陸するとともにおにぎりの人気が高まり、韓国においてもコンビニエンスストアの売り上げに対するおにぎりが占める割合が、2006年には40%以上にまでなりました。

また、オーストラリアなどでおにぎりがファーストフードのメニューに加わったりハワイでスパムを具にしたおにぎりが販売されたりなど、海外においてもおにぎりに人気が広がりを見せるようになりました。こうしておにぎりはかつての悪いイメージから脱却して、人気を博するに至ったのでした。

世界文化遺産

 和食が世界無形文化遺産の登録を受け、寿司や天ぷらといった日本を代表する和食に加えておにぎりも少しずつ注目を浴びるようになりました。

おにぎり協会

 おにぎり協会は、和食であるおにぎりを世界に広めることを目的としてできたものです。日本人なら誰でも食べたことのあるおにぎりは、自宅で作ることもできますし、気軽に購入することも可能な、日本人にとても馴染みのある和食の一つです。

おにぎりの保存性

 おにぎりは持ち歩くことが多いことから、細菌の繁殖を抑える必要があります。その方法としましては、炊き立てのご飯でにぎることや塩や酢を一緒に入れること、ご飯を炊く時に油を一緒に入れて炊くことや十分に冷ましてから包装することなどがあげられます。時間が経過したご飯は細菌の数が増えている為、持ち歩くおにぎりには適していません。

また、塩や酢は細菌の繁殖を抑える役割を果たしますし、油と一緒にご飯を炊くことによってお米の表面に膜を作って細菌の新入を防ぐ役割を果たします。これらのことからも、おにぎりをにぎる際は、細菌の繁殖を防ぐことに注意をすることが大切だと言えます。

焼きおにぎり

 焼きおにぎりとは、海苔を巻いていないおにぎりに味噌か醤油をつけてあぶったおにぎりのことです。お店のメニューにあったり、冷凍食品としても販売されたりしています。

ドイツのおにぎり専門店

 ドイツのおにぎり専門店が人気を博しています。日本人の奥さんがいるドイツ人のオーナーが日本人をターゲットとしてオープンさせたのですが、今ではお客様の60%以上はドイツ人かオランダ人で、肉系のおにぎりが高い人気を誇ります。

ライス・アップの名で知られるこのおにぎりの特徴としましては、具はドイツ人好みのものを使い食材は全て無添加というところにあります。健康食としてのイメージも高く、ファンの多くは女性が占めています。

世界でも認知されつつあるおにぎりは、日本人にとっては欠かせない存在の和食です。好みの具材を用いてにぎったおにぎりは、それだけでも十分にお腹が満たされるものでもあり、食べやすくて便利です。具材を自由に変えることができる為、その国に合ったものを選べるとあって、今後は海外におきましても更なる発展が期待できると言えます。おにぎりは、日本の食文化を語る上では欠かせない存在だと言えるでしょう。