料理風景

ホンオフェに挑戦!

臭いは食べ物を味わう上でとても重要な要素の一つです。しかし、人によって好き嫌いの別れる強い臭いを持った食べ物も多く存在しています。
韓国を代表する料理の一つであるホンオフェもその一つでしょう。現地では高級料理として扱われていますので、本来はB級グルメに当たるものではありません。しかし、他の食文化を持つ地域で暮らす人の視点から見れば、強烈なその臭いからB級グルメに分類されてしまいます。ここではそんなホンオフェをご紹介しましょう。

ホンオフェってどんな料理?

ホンオフェの材料となるのはガンギエイと呼ばれるエイの一種です。その切り身を壺などの容器に入れて4日から10日程度発酵させるとホンオフェになります。
ガンギエイの持つ尿素などが分解され、アンモニアが発生しますので、強烈な刺激臭が発生します。かなり発酵が進んだものになると、口に含んだ時点で涙が止まらなくなるほどです。
近年では、発酵をより早く進行させるために堆肥を一緒に漬け込むことも多いようです。こうすれば、短期間で手軽にホンオフェを作り、味わうことができます。

ホンオフェの食べ方

基本的に、口の中で長く味わうことができません。多くのアンモニアを含みますので、あまり長く口の中に入れていると口の中がその刺激によってただれてしまうこともありますので注意しましょう。
そのまま日本の刺身のように食べる場合は、すばやく味わってマッコリなどのお酒で流し込むように食べられています。
また、キムチや豚肉などに挟んで食べることによって、臭いや刺激を多少和らげることができます。初心者の場合、このサマプと呼ばれる食べ方から挑戦してみましょう。

どこで食べることができるの?

日本でも一部の韓国料理店で食べることができますが、あまり発酵の進んでいない、臭いの弱いものが中心となります。本格的なホンオフェを食べたいのであれば、やはり本場韓国へ行くべきでしょう。
ホンオフェがもっとも多く食べられている地域は全羅南道という地域です。ここではかなり発酵の進んだ本格的なホンオフェを食べることのできるお店が多く立ち並んでいます。 もちろん、釜山やソウルなどにも食べることのできるお店がありますのでチェックしてみましょう。

アジアを代表する奇妙なグルメの一つであるホンオフェ。少し怖い気もしますが、一度は食べてみたい料理なのではないでしょうか。