料理風景

海鳥の漬物?キビヤック

シュールストレミングやホンオフェ、そして日本の納豆など発酵を利用した食べ物はどうしても、世界的にみれば奇妙な食文化として見られがちです。

そんな発酵グルメの中でも特に強烈なインパクトを持っているのがエスキモーの伝統料理の一つであるキビヤックでしょう。発酵料理の王様とも呼ばれるキビヤックに迫ってみましょう。

キビヤックの作り方

材料となるのは、アパリアスという名の海鳥の一種です。これを捕獲し、そのままの状態で涼しい場所に1日から2日間放置して冷やします。

そして、アザラシの内臓や肉をすべて取り除いたものに、アパリアスをそのまま数十羽から百羽ほど詰め込みます。そして、それを地面に埋めて数か月~数年放置します。

とくに味付けをするわけでもありませんし、アパリアスの羽などをむしるといった下ごしらえもまったくしません。この時点では、最終的にどのような状態になるのか想像もつかないでしょう。

キビヤックの食べ方

十分に発酵の進んだアザラシを掘り出すと、中のアパリアスはほとんど液状化しています。ここから羽などを取り出し、すするようにして味わいます。

また、それだけでなく焼いた肉などに塗り、調味料のように利用されることもあるようです。

味はとても濃厚な鶏肉の味でとても美味しいものと言われていますが、強烈な刺激臭があるため、慣れている人でなければ近づくことすらできません。

日本を代表する冒険家である故植村直己はグリーンランドでエスキモーと共同生活を送った際、このキビヤックに出会い、その後生涯にわたって好物の一つに挙げています。

このことからも、臭いに慣れることができればおいしく食べることのできる料理であることは確かでしょう。実際に現地では、結婚式などの祭事の際にはかならず用意されるごちそうの一つとして愛されています。

さらにこのキビヤックはさまざまなビタミンを摂取することのできる健康食品としても知られています。滋養強壮にも良いとのことで、精力をつけるために食べようという人も少なくないようです。

ただし、効果は人によって異なりますので、たとえば男性機能に不安があるのであれば、食事だけでなくED治療薬なども併用すべきでしょう。即効性の高い治療薬として注目を集めているバイアグラのジェネリック医薬品ももうじき登場しますので、より手軽に入手することができるようになるでしょう。

世界中にはさまざまな発酵料理が存在します。しかし、その多くが強い臭いを持っていますので、他の文化圏ではあまり好まれません。

このキビヤックはその製造方法や食べ方もとても特殊なものですので、食べることに抵抗を持つ人の多い料理の一つです。

世界の奇妙な食文化を見てみると、本当に世界は広いということを実感することができるのではないでしょうか。ちょっと奇妙なグルメから世界の文化を見つめなおしてみてはいかがでしょう?