料理風景

スープは甘くて冷たいもの?ハンガリーの定番料理

花の写真  具材によっていくらでも味に工夫をこらせるため、煮込み料理やスープは全世界に存在しており、バリエーションも豊富です。しかしたいていの場合、スープは野菜や肉を加えたもの、暖かいものであるのが常識です。

ですがハンガリーは一味違い、日本人だけでなく海外の多くの人々にとっても珍しい、冷たいスープが存在しています。しかも、それは甘く少し酸味があり何とも不思議な味だそうです。いったい、どのようなスープなのでしょうか。

果物を使った優しい甘味〜東欧の前菜スープ

 スープと聞くとどのようなものをイメージするでしょうか。ほとんどの方が暖かい野菜や肉の入ったものを連想するはずです。しかし、いわゆる東欧と呼ばれる場所にある国ハンガリーでは、冷たく甘いスープを夏に食べます。

しかも、食後のデザートではなくメインの前、前菜にあたるメニューとして出てくるそうです。基本的に果物から作られており、スープというよりはスムージーに近いもので、果肉が浮かんだ様子は華やかとさえ言えるでしょう。

食材になるのはサワーチェリーやピーチ、イチゴやアプリコットなど色々あります。レストランだけでなく家庭でも作る料理らしく、勤務先の会社の敷地内に生えているチェリーを帰り際に収穫していく、ということもあるそうです。

日本でおしゃれ料理としてだせる?お菓子と一緒にふるまうのもあり!

 実際食べてみるとどうなのかと言いますと、塩味などはまったくせず、果物特有の酸味と強い甘味を感じます。前菜として出された場合、この甘味がメインディッシュの味を引き立てる効果があるそうです。

ただ、フルーツは食前にとった方が身体にいいと言う噂も聞きますし、意外とごはんの最初に果物のスープというのは理想的な食べ方なのかもしれません。食事として食べるのに抵抗がある場合は、おやつにしても構わないでしょう。

マフィンやスコーン、パウンドケーキなどの付け合わせとして食すれば、よく合うはずです。「ハンガリーの料理なんですよ」と友人や恋人に作ってあげれば「おしゃれなスープを知っている」と褒められるかもしれません。

本場の味はどうなのか?気になる人はレストランへ

 また、とりあえず本場の味を知りたいという方は、東京などで探してみるといいでしょう。都心にはハンガリー料理専門のレストランがいくつかありますので、今の季節に作っているか確認してから行けば、食べることができます。

さらに、インターネットを使って探せば簡単なものから本格的な作り方までレシピが見つかりますので、興味があれば今日にでも作れるでしょう。ただ、ハンガリーで定番のサワーチェリーは、日本では入手しづらいかもしれません。

そしてハンガリーでスープに入れるサワークリームも、日本で一般に売られているものとは濃さなどが微妙に異なります。ですから本場の味通り作りたいのなら、まずはレストランで味を知るところからはじめるといいでしょう。