料理風景

世界のビール

花の写真  世界中の人から親しまれているビールは日本でも多くの人が好んで飲んでいることでしょう。ビールの種類は数多くあり、地ビールなども存在することから、地元の原料を元に各地の特色を活かしたビールが親しまれています。また、ビールは古くからの歴史があり、ビール博物館なども存在することから、ビールは日常的に多くの人に飲まれているアルコールの一種であると言えます。

世界のビール博物館

 世界のビール博物館は、世界各国のビールを味わってもらう為のものです。250種類以上のビールや各国の料理も味わえるとあって、他にはないタイプのレストランと言えるでしょう。東京や大阪、横浜にあるこの世界のビール博物館、ここでしか味わえない世界のビールの味を堪能できるとあって人気を博しています。

ビールの歴史について

 ビールの誕生につきましては紀元前8000~4000年まで遡ります。人類最初の文明、シュメール文明の頃にはすでにビールは多くの人々に飲まれていました。当時の製法はパンを砕いて水を加えて自然発酵させるというものでした。紀元前3000年頃のエジプトでもビールは多くの人に飲まれていました。

紀元前1700年代半ばに定められたハムラビ法典にビールに関する法律が定まっていることからこの頃には各地に製造所が造られていて、現代で言うところのビアホールなども登場していたと言えます。

北ヨーロッパでは紀元前1800年頃にはビールが登場していたという記録が残されています。当時のビールはあまり上等なお酒とは思われていない傾向にありましたが、中世になるとヨーロッパの修道院によって上等なビールが作られるようになりました。香味剤のグルートを使ってビールを作ることによって医療や栄養補助としても注目されていたのですが、11世紀後半にはグルートの中のホップはビールの品質が良くなることがわかり、注目が集まると同時に、ビールが世の中に広がりを見せてきたのでした。

13世紀には修道院のグルートビールと都市のホップビールの競争が激化しましたが、15世紀以降はギルド制によってビール作りは市民の間で行われるようになりました。その後もビールの品質は改良されていき、1516年、ドイツでビール純粋令が発令されるとともに、ビールの原料には大麦、ホップ、水の3つしか使用してはいけないという法律が定められました。このことはビールの品質向上に繋がり、現代のビールに至ります。

地ビール

 地ビールとは、ビールメーカーによる地域ブランドのビールのことです。全国に200か所前後ある醸造所がケルンシュやピルスナー、ダークエールやヴァイツェンといった数種類のビールを醸造しています。一時期のブームは沈静化したものの、現在でも多くの人に親しまれています。

ドイツやイギリスといったビールが多く飲まれている地域では、さまざまなビールが好まれていました。1980年代後半にはアメリカ合衆国の地方にある小さな醸造所などで作られるビールが人気を博したことは、世界的に地ビールが流行したきっかけとも言えるでしょう。ビールは日本でも多くの人から愛されるアルコールの一種で日常的に親しまれています。毎日飲む習慣がある人も多く、料理を美味しくいただくうえでも欠かせないもののひとつです。